太良町内の『観光スポット』のご紹介です。
竹崎城は南北朝時代に島原の有馬隆泰によって築城されました。その後戦国時代の末、龍造寺家晴により修築され島原の乱の後取り壊されたと伝えられています。竹崎島の地形を利用し水陸両面に備えた山城と水城との性格を併せ持つ構築様式であること等から、町内の中心的城だったと考えられます。現在では石垣の一部と空壕が一条残ってるにすぎませんが石垣の規模から見て県内では名護屋城、唐津城、佐嘉城に比すべきものだったと考えられます。当城址の近くのかつて竹崎観世音寺の拝み堂であったと伝えられる場所に竹崎城を模した展望台が建てられています。展望台は3階建で1階は漁具資料館、2・3階が展望所になっています。展望所からは、東に有明海を隔てて大牟田・遠くは阿蘇の山々、西に多良岳山系、南に雲仙岳、北に有明佐賀空港が一望でき360°のパノラマを満喫できます。
冬場は有明海に浮かぶ多くの牡蠣筏の光
景が観れます。海の奥には雲仙岳が眺望
できます。展望台の3階には望遠鏡(有料)
があります。
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竹崎周辺からの雲仙岳
http://kyushu.env.go.jp/nature/mat/unzen/
point/saga/pdf/101.pdf
3月下旬から4月上旬は桜が咲きます。
10月下旬頃はコスモスが観賞できます。
看板には「現在僅かに、東西500メートル、南北600メートルにわたる石垣の一部と、幅10メートル、深さ6メートル、長さ40メートルの空濠が一条残っているにすぎない」と記されています。
公園内は散策が楽しめ、休憩所もあります。
展望台の1階は漁具資料館になっています。潜水服をはじめ貴重な漁具が展示してあります。